赤いチェリーとオリガミ

2014年05月

初夏らしい柔らかい風が吹く午後間近。
立花はレコーディングへと出かける。
本日はとあるCMのレコーディング。立花にとっては初である。そしてもうひとつ初なのが、他のボーカリストの方との共レコだ。それも素敵な先輩ボーカリストお姉様方。立花は昨日からワクワクしっぱなしだった。朝からクッキーまで焼いていこうかと思ったレベルだ。だがしかし寝坊した。
ボーカリスト3人と立花の酒と涙と男と女の師匠であるお方と共にスタジオへと向かう。行きにコンビニにてお供を買う。立花は悩みに悩んだ末、サンドイッチという非常に無難なものにした。そしてカゴをふと見ると、セクシーお姉様はゆで卵とおにぎり、美人面白お姉様はきゅうりの一本漬けとおにぎりという非常にプロ意識の高いものをお選びになられておった。私は自分の未熟さを知った。
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レコーディングの順番は平等に、とじゃんけんで決める。しかしここでじゃんけんぽんなのかじゃんけんぽいなのかどっちなんだおい事件が発生。立花はぽん派だった為とりあえず口パクしておいた。
1番目はセクシーお姉様。一発目にも関わらず、完璧な音程とお声で立花を圧倒。2番手は立花。やばいぜどうするよおい失敗は許されんぞおい、というプレッシャーに慄きながらもなんとか終了。そしてラストは美人面白お姉様。重圧のあり素敵な歌声でぴゃぴゃーっと終了。
あっという間に仕上がった。
監督さんからもOKをもらい、そのままセクシーお姉様とはお別れ。しーゆー。
その後は師匠と美人面白お姉様が音楽で携わっている映画が授賞されるとのことで上映会&授賞式へなぜか立花も参加させてもらう。なぜならば暇だったからだ。ノミネートファイナリスト3組の映画を見る。そして授賞式。なんと師匠方の映画が大賞。立花、なんも関係ないのに歓喜に溺れる。
喜びを抱え、この気持ちをどう発散しよう、と祝杯をあげにin渋谷。
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ローストビーフも食べさせてもらい、肉寿司という新たな食文化にも触れ、なにより美味しいワインをいただき、立花はきっと明日1日運が悪いだろうなというくらい楽しい1日であった。
今日1日で学んだことはワインにゴマかんぱちは合わぬということだ。教訓にしよ。

昨日のこと。
バイトを早々と済ませ、猫のお兄さんこと山田稔明氏のライブを観にin 下北沢。
日も長くなり、夕暮れの下北沢は人で溢れかえっている。ああ、波にもまれると思って目線を上にあげると空にはオレンジの筋が。
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あれだ。流しそうめんみたいだ。
東京でもこんな空が見れるんだなあとちょっと感激し、ぱしゃり。
その足で本日のライブ会場、モナレコードへ。
弾き語りのライブ。久しぶりだなあ、わくわくするなあと店内に入ると見知った顔の方々が。
お決まりのわああああ、をやって隣に座らせてもらう。いつも思うが、山田さんのお客さんはみんななぜか心がほっこりする方たちばかりだ。ああ、いいなあと思っているとライブが始まる。
今回は、新曲と旧曲、カバーまで織り交ぜてあるメニューでとても新鮮だった。ギターの音と声が混ざり合って熟成されたパウンドケーキを食べたような気分になった。しっとり深い味でワインが少ししみこませてあるような大人な味だ。今宵はパウンドケーキライブだった。行ってよかったなあ。
そして猛烈に自分も歌いたい、ライブをやりたい、という衝動に駆られる。止められなくなってダッシュで帰宅。夜が更けるまで曲を作った。そして今朝。寝坊した。

 

目がかゆい。と起床した今日。
外は曇り、時刻は8時。
立花6連勤真っ只中である。5月から始まった音楽活動資金を集める為のバイト総出。それもあと2日で終わりを告げようとしている。
1ヶ月、音楽を中心にではなく、仕事を中心に生きてみて思った事が一つだけある。
ココアがうまい。異常にうまい。
仕事の合間に飲むココアだ。そうだ、コーヒーでもビールでもなく、ココアだ。
仕事の後のお酒はうまいとよく聞くが味はそんなに変わらんかった。
だがココアは格別だ。クーラーの効きすぎた職場で冷えた体をじっくり温め、そんでもって疲れた体を優しい甘さで溶かし、若干空腹も満してくれる。なんだこれはなんなんだこの飲み物は。作ったお方出てきてくれ立花栄誉賞を進呈したい。
と思って調べたらコンラッド・バン・ホウテンさんだった。どうしよう、部屋にポスター貼ろうかな。
そんなこんなで、立花は6月熊本へ帰ります。音楽活動再開じゃ。

17時半。帰り道。いつも通る公園で小学生の男の子が2人、スケートボードで遊んでる。
1人は上手だけど、もう1人の子が乗れないようだ。お前、へったくそだな!教えてやるよ!
そんな2人のところに、同じくらいの小学生男の子2人が自転車に乗って近づく。
どこいってたの?ないとぅんち。
ああ、ないとぅんちね。ゲームしてきたの?そうそう。
下からどの子かのおばあちゃんらしき人がゆっくり歩いてくる。ひろしー!かえるよー!お、じゃあね!
今日は風が暖かい。雲が少ない空は澄み切っている。気付けば私の左手はパーカーの裾を強く握りしめていた。心が詰まっているようだ。
立花は穏やかな初夏の風の中、強く思った。
ないとぅって誰。気になるよおおおおお
いや確かにないとぅって発音だった。
ないとう、でもないと、でもなかった。確かにないとぅだった。正確に書けばないTOか。いやありえん。いやありえるか、あだ名か。だとしたら一体なんの由来なんだ。やっぱり内藤か、内藤をもじったのか。いやでもまさか、そんな単純な。あだ名ならもっとこう、ひとひねりあるだろう。いやだが待てよ。そういう立花もあやピーって小学校1年生の時は呼ばれていたじゃないか。というか誰にでもぴーつけとったじゃないか。のりぴーでもあんぴーでもかきぴーでもひとひねりないじゃないか。そうか、あだ名か。
と自己解決した時には彼ら帰宅後。長い信号の中の唯一の歩道の時間は終わっていた。ちくしょう。もうすぐ春が終わる。

あろはろ。
今日は立花オフの日。
朝起きてから、いや昨晩から決めていた。今日は絶対絶対ダラダラすると。
こう書くとどんだけ毎日忙しいんですかって見えるけどそういうわけでもない。
いつもダラダラしてるんだがなんだか中途半端で。
だから今日はとことん、ダラダラを極めて究極のダラダラ、略してダラ日にしようと決めた。
まずは朝だ。トマトをそのまま食べる。with妹。....いいね、ヘルシーだね。決して手抜きではないね、うん。とむしゃむしゃ食べる。うまい。
その後洗濯と掃除だけはやろう、汚い部屋ではダラダラの神、ダラ神様に失礼だ、とのっそり動き始める。
両方終わる頃にはお昼。どんだけ時間かけてしまったんだ、ああ、私のダラ日が終わってしまう。
ちょっとお腹が空いたのでお昼ご飯作成。
こちらもダラ日ならではの手抜いや違う簡単うまい料理、ふなやきを作成。
小麦粉に少量の塩を入れ、水で溶かしフライパンで焼く。決してこがしてはならない。真っ白なモチモチを作る。
それをクレープのように折って、上からきな粉、黒蜜をかけたら完成。本来は餡子を巻くようだが立花家はもっぱら溶かした黒糖かきな粉黒蜜だ。
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その後はベッドにどーん。ひたすら音楽を聞く。じっくり音楽を聞くのはなんだか久しぶりだ。今思えばいつもは聴き流してたなあ。としみじみ聞く。
途中で雲行きが怪しくなり、激しい雷がなる。ビビる。
うおあ、びっくりしたー!!!って1人叫ぶ。怖くないもんね、びっくりしただけだもんね。
その後、なるだけ稲光が見えないようにカーテンをしめる。音が聞こえんようにテレビをつけてさらにヘッドフォンで音楽を聞く。別に怖くないもんね。ビクってなって寿命が縮むのがもったいないけんだもんね。あーもったいない。
気付けば夜。
ああ、今日はなんて薄くて濃厚な日だっただろう、と耽りながらポテトサラダを作る。明日からのお弁当用の作り置きだ。今回は梅を入れてみる。
やったー完成、味見してみよ、と食べて気付く。
この梅、蜂蜜梅じゃった...ちょっと甘い。
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さあ、明日からお仕事と曲作りを鬼のようにやって清々しい一週間にしよう。もう後半だけど。

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